不妊治療は女性ばかりでなく男性の場合も多く見られるようになりました

かつて、不妊治療と言えば主に女性側に原因があると考えられていました。
しかし、最近は、男に原因がある場合がかなり多く見られています。
食生活の欧米化に伴って、ハンバーガーやフライドチキンなど、ちょうど妊娠適齢期に男女が食べたがる食べ物にどうも日本人の体質に問題があるのではないかとというのが一つの仮説です。
日本人は、元々、ごはんや雑穀、野菜、そして魚などを食べてきました。
それが、戦後、急に食の欧米化が進み、本来持っている日本人のDNAにも大きな影響を及ぼしているという考えもあるのです。
日本を取り巻く諸外国と日本人の精子の数は、圧倒的に日本の精子の数が少なくなっています。
これが、まず、男性側の不妊の影響に大きく及ぼしていると考えられています。
ですから、妊娠して、赤ちゃんが欲しいと思ったら、今までの食生活を改め、野菜や魚介中心の生活にすることによって精子の数も増えていきます。
例えば、不妊に悩む夫婦が毎日、サケの白子を夫が食べるようにした例があります。
サケの白子の原料は、精子そのもので、不妊にはとても効果があるものです。
それによって、約半年後、そのご夫婦は見事ご懐妊した例もありました。
このように、日本人なら、日本人が昔から食べてきた食生活を大切にして、男の不妊を少しずつ改善していくことも一つの有効な方法の一つでしょう。
もちろん、医療機関に行って、アドバイスや治療を受けることも大切です。
精子の運動能、精子形態やDNA損傷などの詳細な検査で、男性の不妊で何が悪いのかを医学の目ではっきりとわかることはたいせつです。
診察としては、今までの治療の様子や男性不妊原因となることについて聞くことになります。
この場合、包み隠さずはっきりと主治医に今までのことを言った方が後の治療に大いに役に立つでしょう。
次に、精巣の触診などで精巣に異常がないかを調べます。
また、男性不妊の四割を占めるのは、精索静脈瘤の有無で、これを超音波で確認します。
また、採精質で精液を採精して、今の精液の状態を調べます。
最後に、ホルモンや炎症などを調べます。
そうした上で、何が、一人一人の患者の不妊の原因になっているのかを調べ、それぞれに合った治療を行っていく流れとなっています。
また、生活の中での指導も大変重要なことですので、漢方やサプリと併用しながら、食事や運動の指導も行い一定期間後に再来院ということもあります。
また、ATRによる治療が必要な場合にはいい精子選別して冷凍保存し、受精率や妊娠率の向上を図ります。